ユニットケアの手法を軸に運営するにあたって(特別養護老人ホームかわいの家 関 勝之)
2020年7月1日 更新
令和2年4月1日をもって「かわいの家」は、開設10年目を迎えました。開所当時の施設長が「理想の特養を作るんだ!」と話されており、私自身も当時の従来型特養の介護方法であった一斉一律のやり方に疑問を感じており、うらやましいと思っていたことを思い出します。私自身は従来型特養、デイサービスを経て平成30年4月1日より、ようやくかわいの家へ配属となり、ユニットケアについて学び始めました。
私が配属されたときは、ユニットリーダー実地研修施設となっておりましたが、かわいの家も開所当初から同様な取り組みが出来ていたわけではありませんでした。当時の施設長の「理想の施設を作るんだ!」という想いのもと、多くの職員が推進センターの研修を受け、ユニットケアの知識を共有し、施設全体で約5年間取り組んだ結果が今のかわいの家のスタイルとなっています。
ユニットケアを軸に施設運営を行っていくうえで魅力と感じていることは、ケアへの想いだけではなく、明確な根拠と手法があることで私のようなユニット型特養未経験者でも、とても理解しやすく、職員育成がしやすいというところです。また、研修の受け入れや勉強会等を通じて法人を超えた交流の機会もあり、多くの学びの機会が得られることも魅力の一つと感じています。
まだまだ、ひよっこですが、これからも職員一丸となってユニットケアを深く学びサービス向上に努めていきたいと考えています。