コロナ禍における看取り(特別養護老人ホーム ホームタウンほそや 浦瀬 陽子)

2021年5月6日 更新指導者

当たり前だった日常が失われて、早いもので1年以上が経過しました。それは介護現場でも同じで、今までは当然だと思っていたことができなくなった歯がゆさを日々感じています。
現在、私の施設ではリモートによる面会に切り替えていますが、看取り期に入った入居者など、特別な事情がある方に対しては、マスクとフェイスシールドを付けた上でご家族との面会を許可しています。
ご家族からは、「直接会うことができて嬉しい。」とのお言葉をいただきますが、それでも私はマスクで表情が分かりにくい上に、プラスチックの板1枚を隔てて会わなければならないことに、申し訳なさを感じてしまいます。宣告された余命よりも早くに亡くなってしまわれる方もいました。看取り期に入った入居者よりも先にそのご家族が亡くなられてしまうケースもありました。「何から何まで本当にありがとうございました。」、「母はここで暮らせて幸せだったと思います。」、「いつか私もここでお世話になりたい。」などと言っていただけると嬉しくもありますが、もっと何かできることがあったのではないかと思ってしまいます。それはコロナ禍に限らずあることです。
少しでも後悔を減らすためにも、ユニットケアの視点が重要だと感じます。看取り期に入る前に急変することもあり得ますが、固定配置のもと24時間シートを活用し、多職種で連携することでささいな変化に気づくことができ、早めの対応が可能になります。コロナ禍であろうとケアの方法が特別変わるわけではありません。ユニットケアに完成などなく、次から次へと来る課題と向き合う日々ですが、だからこそやりがいを感じます。そして介護の仕事は、人生の終わりの時に携わらせていただける、貴重な仕事です。もっともっと多くの人に介護の魅力が伝わればいいなと思います。

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