スタッフとの関わり方で工夫していること(特別養護老人ホーム神の園 田中 剣志郎)

2022年5月2日 更新指導者

ユニットリーダー・介護主任を経て施設部の部長として勤務しております。ユニットリーダーの時から特にスタッフとの関わり方で意識していることは相談に対して「すぐに私自身の答えを言わない」ということです。もちろんケースによってはすぐに答えますが、基本的には答えません。ユニットリーダーはスタッフの悩みや相談に「早くアンサーを出してあげないと・・・」という思考に流れがちで、歴代神の園のユニットリーダーもそのような傾向がありました。相談を受けたときに私は「あなたはどうしたら良いと思いますか?」や「あなたはどう考えていますか?」と必ず聞くようにしています。これは相手の想いを引き出す「コーチング」です。最初は 「えっ?」と言われますが、「私はあなたの考えを聞きたい」ということを言葉で伝えると正否は別としてスタッフは「自分の考え」を言ってくれるよ うになります。それで問題なければ「それでいこう!」と言いますし、よほど問題があれば「もっとこうしてみても良いかも」と伝えます。このコーチングを続けることにより「主体性」や「自分で考える」ということができるスタッフが育っていくのだと思います。簡単なようで常に意識していないと、つい「答え」を言ってしまい、スタッフの思考する能力に蓋をしてしまっているかもしれません。現在、ユニットリーダーとして勤務している方々も一度振り返ってみてもよいかもしれません。もちろん「答え」を言う(ティーチング)ことが悪いわけではありません。就職したばかりのスタッフに「あなたはどう思うの?」と聞いてしまうのは良くありませんので、使い分けが重要だと思います。小難しい話になりましたが、英語にすると「?」というところもあると思います。私自身もそうでした。神の園のユニットリーダーには英語ではなくもっと簡単に解釈してね!と言っています。ユニットのスタッフに対して「言われなくてもそれぐらいしてよ」と今あなたが感じたり、そこに課題があると思っているなら「コーチング」ユニットスタッフに対して「指示したとおりにしてよ」と感じているなら「ティーチング」を 使ってみましょう。きっとユニットリーダーとしてユニット運営をしている中で両方ともに感じたこともあるはずです。私はここを意識するだけでスタッフの働き方や成長が激的に良くなったので、今スタッフとの関わりに苦慮している方がいればぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか。もちろん、これに取り組むに当たってはスタッフとの関係性も重要になってきますので、その点には留意していただければと思います。

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