「私が変わったきっかけ」(地域密着型特別養護老人ホームルグネット岩ケ崎 千葉 優佳)

2023年4月3日 更新

以前の私は、学校給食に携わる栄養士でした。初めて介護施設で働き、食の違いに驚きました。入居者一人ひとりに合わせた食形態の種類、学校給食とは違う調理方法、何もかもが新鮮でした。
以前は献立に沿って作るのが、自分の役割と思いながら勤務していました。
そんな中、ユニットケア推進センターが主催する「食に携わる職員のためのユニットケア研修」に参加したことにより私の固定概念が一瞬で吹き飛びました。食の取り組みや専門職としての役割を学んだことで、「食べる」という言葉の意味について深く考えなおすきっかけとなり、同時にユニットケアの良さを知り熱い気持ちになったのが思い出されます。
ユニットケア実現に向け、最初に取り組んだのは、自分が見本となり伝えていくことでした。
その人らしい食事となるよう意向や好みの把握、本人の嗜好品を増やしていく取り組みをしました。
また、ユニットケア推進委員会を中心に、入居者の暮らしを豊かにするため私たちに求められる事は何か話し合い、課題を一つ一つクリアしていくたびに一体感が出始め、施設全体の雰囲気が変わっていく様子が感じられました。
指定をいただき、職員一丸となり施設づくりに努めてきたことが認めてもらえたと感じ、とても嬉しく思いました。ユニットリーダー研修実地研修施設となっても、今までと変わらず入居者一人ひとりに寄り添ったケアを提供していきたいと思います。
変わるきっかけは、いつ、どんな時に出会うか、わからないものですね。
私にとって、あの時の研修が変わるきっかけとなったことには間違いないです。

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