「目からうろこ」(特別養護老人ホーム四條畷荘 久保卓也)

2017年10月2日 更新指導者

私は8年前にこの研修をうけました。

それまで従来型特養しか経験のなかった私には学ぶ全てが新鮮で「目からうろこ」状態でした。この研修ではユニットケアのことはもちろんですが、「自分の施設でできることは何か」ということを考えさせられる研修となりました。

研修から帰って、同じ研修をうけた職員と一丸となって一心不乱にユニットケアについて考え、何から取り組めばよいのかをたくさん話し合ったのを覚えています。一番最初にしたことがユニットケアとはかけ離れた「汚物室の掃除」でしたが、自分の施設で何ができるかを考えて出した答えに私は自信を持っていました。それから1年かけて排泄ケアを取り組み、次年度に入浴ケアと1年ごとに食事、環境とテーマを変えて少しづつ一歩づつ「変化」していくことができたのです。相当時間をかけて取り組んできましたが、それができたのもこの研修で学んだことが軸となってブレなかったことが大きかったと思っています。

まだまだ取り組むべきことがたくさんありますが、これからもユニットケアについて考えながら日々成長していきたいと思っています。

「生々しいから響きます」(特別養護老人ホーム 龍生園  東誠二)

2017年10月2日 更新指導者

今から10年前、平成19年にユニットリーダー研修を受講しました。

その当時

「なんで入居者は朝食に合わせて起こさなきゃいけないの?」

「ユニットケアって、具体的にどういうこと?」

「これは自分がやりたかったケアではない。」

等、常に疑問や納得いかないまま、ただ漠然とモヤモヤした毎日を過ごしていました。

そんな中での研修は、講師の方達がきれいごとではなく、実際の現場の中での成功体験を失敗談も交え話してくれました。今まで自分が受けた研修でここまで具体的で、良い意味で【生々しい研修】はなかったので、モヤモヤが晴れ自分も頑張ろうと前向きになれました。また、講師や他の受講者の真剣な姿をみていて、受講前に抱いていた疑問や納得いかないことを本気で変えたいとの決意もできました。

研修修了後、半年程で、担当するフロアの入居者の起床時間が一律ではなく、一人ひとりに合わせた時間へと変わりました。なかでも、いつも朝食の時に居眠りがあり、余り召し上がっていなかった入居者が、9時過ぎに起きて「美味かばい。」と笑顔で召し上がるようになりました。起きる時間は大切だと改めて気づかされ、それがフロア内に良い空気をもたらしてくれました。

空気が変わるまでの半年間は辛いことの方が多かったですが、本気で変えたいと思ったからこそ、ぶれずにあきらめることなくできました。

そんなあきらめないパワーをくれる研修です。皆さんもぜひ参加してみませんか。

「出来る事からコツコツと。」(特別養護老人ホーム天恵荘 宮﨑幸子)

2017年9月15日 更新指導者

今から数年前、リーダーとして行き詰っている中、リーダー研修を受講する機会が巡ってきました。リーダー研修では、講師の方が、全てのケアにおいて、「データを取って下さい」と言われていました。「面倒くさそう・・・無理でしょ・・・」と思ったのが正直な感想でした。

しかし、研修を受け、「出来ないと諦めたくない。何かをやらなきゃ入居者の暮らしは変わらない」と思い、まずは学んだ事の中で「私に出来る事」を実践してみました。データを取ることも手探りでしたが、行動に移してやってみました。すると、「なぜ?」を考える機会が増え、その「なぜ?」を考える事で、ケアには根拠があり、入居者を知ることが個別ケアに繋がるという事を確信することが出来ました。「面倒くさそう」からのスタートでしたが、今では24時間シートを基に入居者の暮らしについて前向きに話が出来る様になりました。

「出来る事」始めてみませんか?

  • 実地研修施設紹介
  • 各地地域の取り組み
  • 介護施設への就職を考えている方へ 入職前に知っておきたいこと
  • 書籍・DVDについて
  • ユニットケア紹介ブログ
特集・コンテンツ
subPmark
介護保険の基礎知識
関係者様はこちらからログイン
行政関係者様
実地研修施設関係者様

当センターはプライバシーマークを取得しております

スタッフブログ 2015年 終了

ページトップへ