「当たり前を変える」(特別養護老人ホーム三好園しんざ 羽鳥裕史)
2017年5月1日 更新
私がリーダー研修に参加したのは5年前のことです。その当時、ユニットケアを知らずに業務にあたっていたのですが、研修に参加して、とても衝撃を受けたことを思い出します。
それまで当たり前に行っていたことが当たり前ではなかったことに気付かされました。確かに入居者にしてみたら、普段の生活の中ではあり得ない事をしていたので、この研修を通して入居者がどう暮らしてきたのか、どう暮らしていきたいのかを知る方法や私達の関わり方、働き方などを知り、自分自身変わることが出来ました。
また、私達は他施設の方と話をする機会があまりないのですが、この研修はいろいろな方と出会えます。そして、いろいろな話ができます。
そういった機会があり、今まで当たり前に行っていたケアを変えられることができる研修でした。
「ユニットケアが人間力を高める」(介護老人福祉施設花友にしこうじ 臼井晋一)
2017年5月1日 更新
「自分は何に価値を置き、何を好み、何に心を動かされるのか」。
私自身、それがユニットケアの中にあると思っています。
ユニットケアに携わってきて感じることは、「ユニットケア」の真髄は、「人の心がつかめるかどうか」「相手の立場で考えられるかどうか」。そして私たちはその真髄を極める為に学び、感性を磨き、その結果として「人間力」を高めているのではないでしょうか。
私自身、初めてユニットケアに触れた時、とても衝撃を受けたのを今でもよく覚えています。
そこから色々な研修に参加しました。学びを深める上でターニングポイントとなったのが、日本ユニットケア推進センターが主催するユニットリーダー研修です。この研修ではユニットケアの基本的な考え方から方法論、そして建物の理論まで学べます。その充実した内容が私の中にユニットケアの事をもっと知りたい、もっと学びを深めたいという気持ちを芽生えさせ、自分自身の人間力を高めているのだと思います。
皆さんもユニットリーダー研修を受けて自分自身の人間力を高めてみませんか?
「一期一会・・・」(特別養護老人ホーム八色園 山田小百合)
2017年4月17日 更新
私がユニットリーダー研修に参加したのは数年前。正月真っ只中の1月2日の夜に東京に向かった事を良く覚えています。
実地研修1日目。居場所のない私に、「ここに座って過ごしてください。」と声を掛けてくれた職員さんの声にどれだけほっとした事か。新入居の方の気持ちが痛いほど良くわかりました。そんな入居者体験を1週間経験出来る時間は、後にも先にもこの研修だけ。1週間で別れが寂しくなるほど、入居者の皆様と触れ合う事も出来ました。
入居者様ばかりではありません。共に一週間過ごしたリーダー研修生とは、今でも連絡を取り合っています。仕事で息詰まった時、新しい事を始めたいと思った時、どうしてるかな?とふと思いついた時・・・メールで近況を伝えると、自分よりももっと大変な状況に置かれている彼女の返事が返ってきます。「もっと頑張らなきゃ!」と元気をもらい、今日も業務に励んでいます。