「ひ孫は2歳、私は4歳」(特別養護老人ホームらふたぁヒルズ 松村とく子)
2017年5月15日 更新
‟らふたぁヒルズ少しずつ暮らしの継続に近づいてきたかな“
スタート時ユニットでご飯を炊くという事に衝撃を受けてもう10年が過ぎました。進化し続けるユニットケアに職員と根拠を確り確認しながら、そして、楽しみながら暮らしに寄り添って行けたらと思っています。ぎこちなかったユニットケアがちょっとした場面でお家になりつつあるなあと感じられたことを紹介します。
『100歳のおばあちゃん 今日は家族とお家にお出かけ。家族さんは「家から帰りたくない」と言われるかと思い正直ひやひやしながら外出したそうです。それが1時間もすれば「そろそろ帰えっぺーいがなあ」と家族さんは少し寂しさはあったけど、「母さんにすればらふたぁさんがお家になったんだな」と思ったと話されていました。』
『ひ孫2歳とおばあちゃんは1日違いの誕生日。この日は家族さんたちがおばあちゃんの好物のすき焼きをユニットキッチンで作り家族水入らずの食事会。「ケーキを前に記念写真を撮りますよ」と職員の声、すると、ひ孫は2歳でピースおばあちゃんは指4本を出しました。「あれ〇〇さんピースでないの」すると「私は84歳だから指4本」と皆で爆笑。』