みんなで創る 暮らしの場(特別養護老人ホームつるべ荘 竹澤 しのぶ)

2023年9月1日 更新

著者副施設長・介護長 竹澤しのぶ   (社会福祉法人福志会松任 特別養護老人ホームつるべ荘)

「ちょっと、私のところの職員の〇〇さんの勤務教えて?

長いこと、顔見えんから心配で…。」

「あんたもここに座って休んでかんか。」

 

夕方取り込んだ洗濯物をせっせと畳んだり…。

キッチンでお茶碗やお盆をこつこつと拭いたり…。

一歩中に入れば、そこにはどの家庭にでもある、

平凡かつ平和な日常生活の光景があふれるような…。

 

私たちが自宅で家族と暮らしているのと同じように、

ここつるべ荘ででもみんな自分の意思とペースで気兼ねなく

思い思いの時間を過ごしている。

その姿に「ユニットケアを続けてきてよかった。」と

勇気づけられています。

 

私が福祉の仕事を始めたのはつるべ荘に来てからになります。当時の私は、つるべ荘がユニット型施設なのだからユニットケアをしているつもりでいました。

平成29年度後期にユニットリーダー研修を受講して介護のプロとしてどうあるべきかをもう一度考えさせてくれ、また、同じ志を持った仲間と出会うこともでき、とても意味のあるものになりました。

高齢者の暮らしを支えるにも基本理念が必要なこと、個別ケアが大切であることを私たちが意識しているかどうかが入居者の暮らしにも伝わってしまいます。このことを職員一人ひとりにもひたすら言い続け、身をもって示していきたいと思います。

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