30年間の想い〝笑顔〟と〝ありがとう〟に癒されてます(特別養護老人ホーム美瑛慈光園 水島 貴之)

2024年7月12日 更新施設長

北海道上川郡美瑛町で社会福祉法人美瑛慈光会 特別養護老人ホーム美瑛慈光園の水島です。いきなりですが30年前と変わらない想い(こころ)は、〝入居者様の笑顔が見たい〟です。その想いがあるから介護の仕事を続けられているのだと思います。そして〝ありがとう〟の言葉が活力となります。
30年前(1994年平成6年)に福祉・ケアの世界に足を踏み入れました。福祉の学校を卒業し右も左も現場を知らない自分ですが介護職員として地元に帰ってきました。
当時を思い出すと食事は調理室で盛り付けトレー配膳、排泄は定時交換、入浴は特別浴(機械浴)と階段で降りていく浴槽と個浴などはなく、現在の入浴室ではあまり見られない浴室・浴槽だと思います。居室は従来型の多床室(4人部屋)がほとんどでした。入職時はちょうど排泄の定時交換から随時交換に変わろうとしていました。R5年には一部入浴室を改修し、2~3人浴槽を半分に仕切り、その当時、家庭浴と呼んでいましたが個浴の基礎となる準個浴として開始していました。まだ、マンツーマン入浴ではなく、分業制(浴室と脱着室)で入浴ケアでした。月日は流れ、トイレ改修やマンツーマン入浴、食事はユニットでの盛り付け、勤務表の見直しなど、従来型ではありますが、平成16年(2004年)4月からユニットケア的な取組みを本格的に開始しました。
その後も平成19年に全室個室(20床)サテライト特養美瑛慈光園を開設しました。10年後の平成29年に増改築を行い、個室ユニット(60床)6ユニット、従来型特養(24床)と形を変えて特養全体で入居102床、ショートステイ6床となりまして現在に至ります。
まだまだ伝えたいことはありますが、下部左側の写真が美瑛慈光園の4ユニットの2階建てです。リビング食堂からは、十勝岳連邦を眺めることができます。右側の絵は〝丘のまちびえい〟が特徴でもある自然豊かな風景です。実際に夏に来て頂ければ癒される大自然が待っています。ちなみに冬はとても寒く大雪で大変ですが、ダイヤモンドダストがとても神秘的です。
北海道の真ん中辺りに来られた際は、是非とも美瑛町に足を運んで、美瑛慈光園に寄ってください。

  

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