「前に進むために」(特別養護老人ホームやすらぎの里 湊川里美)
2017年11月1日 更新
やすらぎの里がユニットケアに取り組むということで、約10年前リーダー研修に参加させていただきました。長年の集団ケアに疑問を抱き悶々としながらも、仕方がないと思っていた時期で「こんな研修があるんだ、自分たちの思っていることは間違いではない、入居者の気持ちに添ったケアのやり方がある」と衝撃を受けました。
その後、直ぐにできると思っていたユニットケアは遅々として進まず、諦めたこともありましたが、その大きな原因は、理念を浸透させることが出来なかったことにあると思います。この研修で、理念の大切さを強く意識し、全員で共有することから始め、そこから一気に進んでいったように思います。「ユニットケアの理念、施設の理念」を常に意識し、今自分たちはどんなケアをしているか、様々な場面で振り返る機会を持ち、少しずつでも前進できるよう今後も取り組んでいきたいと思います。