ユニットケアへの想い(介護老人福祉施設 紡木長屋 施設長 小幡 明)
2023年5月1日 更新
介護老人福祉施設 紡木長屋(ツムギナガヤ)は、山梨県上野原市にあります。県最東部に位置し、桜の名所、大野貯水池のほとりにあります。
◆紡木長屋(つむぎながや)の由来について
T SUMU GI (紡ぎ 住む 木)
木の家に住み、人と人の繋がりを紡いでいく。
一つ屋根の下、それぞれ独立して暮らしながらも、共同での仲間意識を構築して暮らしていく。
長屋は、一戸の家として壁を共有して繋がっていますが、それぞれ独立した玄関を持っています。つまりそれは、ユニット型の特養施設そのものです。
木に囲まれ、人の温もりのある『長屋』。コミュニティ意識が希薄となりつつある今、人の温もりを感じられる長屋という住まいが見直されています。そんな長屋なら、地域の方々も気兼ねなく遊びに来てくれるのではないか、そんな思いが込められています。
紡木長屋のユニットケアの取り組みは、4年目を迎えます。
大切にしていることは、ユニットケアは特別なものではなく『あたり前のこと』『人として何ができるか』を考え行動することの大切さを伝えています。
コロナ禍ではありますが現在は社会との関係性を大切にし、外出の機会を作るようにしています。また、四季を肌で感じながら生活できるように取り組んでいます。
入居者が喜びを感じ、職員もともに喜びを感じられるユニットケアを求め努力して参ります。