「一歩前に進むことができる研修」(特別養護老人ホームくぬぎ苑 川畑拓郎)
2017年9月1日 更新
私がユニットリーダー研修を受講したのは7年前でした。1日目はスクーリング形式で研修が進みますが、2、3日目はグループワーク中心となるので、同じユニットケアを志す方々と意見交換や情報交換が出来て、とてもモチベーションが上がりました。また、講師の方々が理論的な話だけではなく、実際に現場でどの様にユニットケアに取り組んできたのかを事例を通して話して下さいました。その事例の中には失敗談もあり、その失敗をどの様に乗り越えたのかも教えて頂けました。
印象に残っている話があります。それは「色々な取り組みをしていく中で、上手くいかない事もあります。でも、誰かのせいにするのではなく、今の施設の状況や立場で自分が何ができるかを考えましょう。」と言われたことです。
現場でケアをしていると色んな課題や問題にぶつかります。当時の私は、それを施設の体制や上司・部下のせいにして、逃げてしまっていました。しかし、研修受講後は、「今できることをやろう」と考え方が変わり、少しずつですが、物事が前に進む事ようになりました。
ユニットリーダー研修はユニットケアの仕組みはもちろんですが、入居者と関わる姿勢や考え方も学ぶことが出来ます。さらに、同じユニットケアを志す仲間も得られる貴重な研修です。
この研修に参加してユニットケアを志す仲間を見つけ、「今、自分に何が出来るか」を一緒に考えてみませんか?必ず一歩前に踏み出せるヒントが得られるはずです!!