「ユニットリーダー研修を通して感じたこと」(特別養護老人ホーム みなみ風 岡見 勝彰)

2018年8月1日 更新

著者ユニットリーダー 岡見 勝彰   (社会福祉法人 プレマ会  特別養護老人ホーム みなみ風)

介護の専門学校に通っている頃、実習先の一つにユニットケアの施設がありました。なぜこの施設のご入居者や建物は明るく輝いて見えるんだろう??これが当時の印象でした。今、私はその施設、みなみ風に入職して4年になります。

ユニットリーダー研修では、自分が日々おこなっている支援にこんな根拠や理由があったのかと驚きました。これまで上司や先輩に教わった事の点と点がしっかりと線で結ばれた思いがしました。また、ご入居者、居室、リビングや廊下に至るまで、あの時に私が感じた輝きは、みなみ風の先輩とユニットケアに携わる方々が試行錯誤を重ねて作り上げてきた努力の結晶の輝きだった事を知りました。

今後はご入居者が更に輝けるように暮らしの支援に磨きをかけよう、みなみ風を訪れる全ての人に、私が見た輝きを感じてもらおうと思いました。

先輩方が築き上げてこられたユニットケアに感謝し、自分もその一員であることに改めて幸せと誇りを感じた研修でした。

「業務優先から一人ひとりの思いを優先へ」(特別養護老人ホームくわのみ荘 竹内 義人)

2018年7月2日 更新

施設が従来型のケアから本格的にユニットケアへ取り組みだしたのは、13年前でした。

その頃の私のケアは、入居者一人ひとりを知ろうともせず、効率よく業務をこなすことが優先で、いかに速くオムツ交換や入浴介助が出来ることで一人前になったつもりでいました。

そこへ個別ケアを実現する手法としてユニットケアが導入され、今までの真逆の考え方に戸惑いながらも、起床時間から見直しを行いました。朝早くから起きてテーブルで寝ている入居者の姿が減り、ゆっくり起きることで日中も笑顔で過ごす入居者が増えていきました。その様な姿を目の当たりにし、徐々に業務優先から入居者一人ひとりの暮らしや思いを考える様になっていきました。

今後も、一人ひとりの個性と生活リズムを尊重した「個別ケア」に向けて、施設の理念に立ち返りながら取り組んで行きたいと思います。

「ユニットケア研修の魅力」(特別養護老人ホームくわのみ荘 鞭馬 忠久)

2018年7月2日 更新

私がユニットリーダー研修を受講して、早6年になります。

期待と不安を持って参加しましたが、座学に参加すると、施設は違えど、問題や抱えている悩みは殆ど同じでした。実地研修では、ケアを行う中で、気づき・反省と対策を詳細に記録して、個別ケアに取り組まれており、とても感銘を受けました。

研修後は、課題だった自ユニットの起床ケアについてミーティングで話し合いを行うと、入居者によって目覚める時間が違ったり、スタッフによってケアに関わる時間がバラバラだった事が分かった為、まず24Hシート一覧表の見直しから行いました。最初は大変でしたが、一覧表を作成する事で、統一したケアが出来るようになり、達成感を持つ事が出来ました。

これから研修に参加される皆さん、研修中は受講者の人達はもちろん、講師や受け入れ施設の方々と積極的に対話し、たくさんの仲間を作り、ユニットケアを盛り上げていきましょう。

 

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