コロナ渦において、いま私たちにできること(特別養護老人ホーム望星荘 長橋 絢也)

2021年9月1日 更新

著者介護支援専門員 長橋 絢也   (社会福祉法人新生会 特別養護老人ホーム望星荘)

私たちの地域で新型コロナウイルス感染が初めて確認されてから約一年半が経過しました。全国的な感染拡大に合わせ、やむを得ず面会制限をせざるを得ない中、今まで当たり前のように面会に来られていたご家族様から「本人は元気にしていますか? もしかしたら自分のことを忘れてしまっているかもしれない」と悲痛な訴えを聞くことがあります。
 幸い当施設は全居室、窓越しに面会ができる造りであるため、建物の外から案内して、お元気な姿を見て頂いたり、施設PHSで会話することはできますが、時間を気にせず寄り添ったり、直接触れたりすることはできません。「元気そうで良かったです」と安心される反面、「コロナが終わったらみんなで会いに来るからね」と帰られる際、どこか悲しい表情を浮かべるご家族様や入居者様を見ていると、仕方のないこととは分かっていても心苦しさを感じます。
 このコロナ渦において、感染対策に全力を注ぎながら、「暮らしの継続」の為に何ができるのか・・・。
 いまだウイルスが猛威を振るう前代未聞の状況の中、私たちは職員一丸となって努力や工夫をしていきたいと思います。心から一日も早い終息の日がくることを願いながら。

会話からの繋がり( 特別養護老人ホーム望星荘 原口 宜史)

2021年9月1日 更新

著者ユニットリーダー 原口 宜史   (社会福祉法人新生会 特別養護老人ホーム望星荘)

個別ケアをおこなっているユニット型の介護施設で働く前は、従来型の施設で集団ケアでの介護をしていました。
 たくさんの方の介助をする必要があり、業務の早さを求められる機会が多く、入居者の方と会話をする時間はあまりありませんでした。そのような状況下で信頼関係を築くことはなかなか難しいと感じていました。
 ユニットケアでは1つのユニットを決まった職員が入居者10名の介助をしています。その日によって働く場所が変わることがないため、入居者一人ひとりと関わる機会も増え、会話をする時間もできました。また、先輩職員の落ち着いた雰囲気と会話をしている姿を見て、相手と同じ目線になるように体を低くし、相手の話に耳を傾けているなと思いました。
 働き始めにそのような印象を受け、先輩の真似をすることにより、落ち着いた雰囲気のイメージや相手と同じ目線を意識するようになりました。
時にはくだらない話をして声も大きくなり、話し方もゆるくなり注意されることもありましたが・・・
 そうしているうちに入居者やご家族の方から顔や名前を早く覚えてもらい、今まで以上に会話をすることも増えました。また、介助の拒否がある方でも介助をさせてもらえることが多々ありました。
 入居者の暮らしに介護という職種で、会話からの繋がりによって信頼関係を築けたのではないかと感じています。

思うこと、感じること(特別養護老人ホームゆめみどり 小林 翔)

2021年9月1日 更新

ゆめみどりは今年、開設から15年を迎えました。私は介護の専門学校を卒業し、ゆめみどりの開設職員として働き始めました。この15年の間に、ユニットケアを学び、私としても施設としても成長できたと感じます。
ユニットリーダー研修への参加、24Hシートの導入、職員の固定配置など、開設当初のゆめみどりでは考えられない変化があり、またその成長はユニットリーダー研修の受け入れを行うことでさらに良い方向へ推移し、職員の考え方も変わっていきました。
 ユニットケア導入以前も入居者や家族との関わり方について、施設、ユニット、職員がそれぞれしっかり考えていましたが、ユニットケアを学ぶことで入居者や家族とさらに深く関わり、寄り添う必要性を感じました。
 現在ゆめみどりでは、コロナの影響もあって入居者や家族に不安な気持ちを持ってもらわないように、工夫をしながら面会を行い、また毎週ユニット職員の方から様子をお伝えする電話をさせて頂いています。
ユニットとしても外出や買い物などの希望がある入居者に対して、どうすれば希望により近づけるのか、生活の中に楽しみを見つけることが出来るのか日々試行錯誤しながら過ごしています。
コロナだから出来ないではなく、コロナだから出来ることを考えていきたいと思っています。

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