くりはらの地でのユニットケア(地域密着型特別養護老人ホームルグネット岩ケ崎 遠藤 範之)

2023年4月3日 更新施設長

社会福祉法人KTK福祉会が平成26年6月に誕生(法人設立)し、地域の社会貢献を目的に開設したルグネット岩ケ崎も早いもので8年目となります。まだまだ開設間もない若い法人、施設ではございますが、開設当初よりユニットケアを導入。
当施設の理念であります「安心・生きがい・感動づくり」を信念とし、ユニットケアについて学び、施設づくりに励んでまいりました。
2019年12月未知のウィルスが流行。コロナ禍のこの3年という月日は社会全体におき、あらゆる場面での行動制限。普段自由に過ごせる健常者の私達でさえ不自由さを目の当たりにした3年でした。
しかし、この3年は入居者一人一人に寄り添う個別ケアについて深く考えさせられた貴重な時間でもあったと私は感じております。
コロナ禍だからこそ私たち自身も不自由さを感じ、施設と自宅との環境の違いで暮らしづらさを感じている入居者の気持ちを体感できたのではないでしょうか。
令和の時代も早5年となり、コロナと共存する時代、新たな日常生活の始まりです。宮城県栗原という長閑な田舎だからこそ感じることでできるゆっくりとした時間がルグネット岩ケ崎には流れています。
入居者の暮らしを支え働く職員も一人一人が参加型で楽しくなければ入居者も安心して暮らすことができないと感じます。職員に笑顔のある施設は、入居者の顔にも笑顔が溢れています。
KTK福祉会、ルグネット岩ケ崎は「入居者の暮らしやすさ」「支える職員の働きやすさ」の融合を目指し、ユニットケア推進に向け更に精進して参ります。

 

「入居して良かった」と本気で思ってもらえる場所になる為に(特別養護老人ホーム幸の郷 川﨑 勇太朗)

2023年4月3日 更新施設長

初めまして。今年度より新たにユニットリーダー実地研修実地施設に加わりました、特別養護老人ホーム幸の郷の施設長を務めております川﨑勇太朗と申します。幸の郷は愛知県小牧市にあります。名古屋市から車で30分ほど・県営名古屋空港から10分ほどで来られる、比較的利便性の良い場所にあります。
幸の郷は開設前より、本気でユニットケアに取り組んでいきたいという思いから、まずは入居される方が早く環境になじめるように、木造2階建ての造りになっています。木の匂いや温もりがより感じられる建物になっています。
ケアも開設時より真摯に取り組んできましたが、年数を重ねるごとに開設当初の熱い思いを持って入職していた生活支援員がだんだん減っていき、自分たちが行っているユニットケアはこれでいいのか。何のためにユニットケアを行うのか。と考えてしまう事もありました。常に採用活動に追われ、事業目標にもユニットケアの推進・理解と掲げるものの、明確な目標ではなくぼやけてしまっており、「施設長以上の施設にはならない」という言葉の通り、しっかり目指す方向を示さず働く職員を困らせているのは自分だと気づきました。
3年前より事業計画書に明確に「ユニットリーダー研修実地研修施設になる」と掲げ、ユニットリーダー実地研修施設になる意義の伝達や行っているケアの1つひとつの意味の理解、指針の見直し、リビング・各部屋の設えの充実などチーム一丸で取り組んできました。
1月、ユニットリーダー実地研修指定許可の通知をいただき、1つの目標を達成する事ができ喜びを分かち合えたことが1番うれしく思えました。
まだまだ課題はありますが、しっかり目標を持ち多職種が協力し本気で「幸の郷でよかった」と感じていただけるように、常に理念を念頭において施設運営を行っていきます。
そしてユニットリーダー研修実地研修施設としてはスタート地点に立った所です。実地研修施設は1つの目標でしたが、ゴールではなく研修に来ていただいた方に「少しでも来てよかった・勉強になった」と思ってもらえるよう施設内でも勉強会などを通してこれからも取り組み続けていきます。改めてよろしくお願いします。

    

現場との情報連携について(特別養護老人ホームかわいの家 関 勝之)

2023年3月1日 更新施設長

私が施設長を拝命して早3年経過し、施設長就任時に感じていたこととして、課題の集約と問題解決策において、より迅速にできる方法がないかという事です。
当時ユニットリーダーやケアマネージャー、看護職員など個々での連携は取れているが、管理職への相談が遅く、結果、改善が遅れるという悪循環が垣間見られました。
その状況を打破すべく、思いついた方法としては各課、各ユニット会議に多職種が参加し、第三者視点で問題と感じたことを皆で共有しあうという仕組みの運用でした。
運用方法としては、各会議の日程を事前に決め、その情報を共有し多職種の参加調整を行う。参加者は、各ミーティングでの議題の中から施設での検討課題を抽出しメールで共有。その後改善につなげるという流れの運用を開始。このことで、担当職員が抱え込まず、多職種での連携に繋がり、改善スピードが上がるという結果に繋がっています。また、私自身もこの多職種参加によるミーティングの時間を、理念の浸透につなげる機会として位置づける事で全職員に再度説明する機会にもなりました。
コロナ禍になり、感染状況によってはミーティングが開催できない月もあったが継続して行ってきたことで多職種連携がより強化されたと実感しています。この他職種ミーティングが行えているのもコロナ過に於いてユニットケアに尽力し、ご入居者の変化や施設内の課題に気付き意見をしてくれる全職員の力だと感じております。

  • 実地研修施設紹介
  • 各地地域の取り組み
  • 介護施設への就職を考えている方へ 入職前に知っておきたいこと
  • 書籍・DVDについて
  • ユニットケア紹介ブログ
特集・コンテンツ
subPmark
介護保険の基礎知識
関係者様はこちらからログイン
行政関係者様
実地研修施設関係者様

当センターはプライバシーマークを取得しております

スタッフブログ 2015年 終了

ページトップへ