「進化を続ける、ユニットリーダー研修」(特別養護老人ホームくわのみ荘 本戸伸治)
2016年11月15日 更新
私は、10年前にユニットリーダー研修を受講しました。その当時、とにかく『目から鱗の学びが多い研修だった』と感じたことを覚えています。10年前と現在の研修を比較すると、カリキュラムは同じですが、実践するための手法がより具体的になり、指導者の教え方が進化しています。
この研修は、理想論や机上の空論ではなく、現場の実践者が指導者を担っており、ユニットケアのノウハウは勿論のこと、導入するために苦労したことや工夫したことをリアルに聞くことができるのです。現場で実践しているからこそ、共感・納得できることが、この研修の最大の特徴であり強みです。
時代の流れとともに、介護の現場も変化しています。その変化に合わせて、研修の内容や指導方法が進化し続けているのです。「どうしたら個別ケアが実践できるのか」受講者の皆さんと共に考え、語り合い、個別ケア実現に向け学びを深めましょう!
「仲間作り」(特別養護老人ホーム清明庵 滝川将史 )
2016年11月15日 更新
リーダー研修では、受講者同士がやりとりをする場面がたくさんあります。初日はスクール形式で講義が進みます。
隣の席の受講者同士資料を見せ合ったり、画面に映っている環境がどうなのか、一緒に考えます。2・3日目はグループワーク形式です。2日間通し、様々な事柄に関して、情報交換・意見交換を行い、共に解決策を考えます。
毎日受講者は振り返りを記載しますが、「いろんな施設の取り組みを知れて刺激になった」「どこの施設も同じような内容で悩んでいることを知り、励みになった」「自分一人じゃないと感じることができた」といった感想をくれることがとても多く、ただ知識を増やすだけの研修ではないと、いつも感じます。
研修が終わった後も、一緒に悩んだり、励ましあったり、考えていける仲間を作ることができます。
【実践している人がいるからこそ頑張れる】(特別養護老人ホーム高秀苑 山下聡理)
2016年11月1日 更新
私がユニットリーダー研修座学を受講した時、一番印象に残っていることは、研修の講師の方が、現在施設で働いている現場の方だという事でした。それも、一部のセクションを任されているのではなく、初日を除く2日間を全て、現場で働いておられる講師の方が研修を任されて進行されていました。
講師の方が、自施設についての失敗談や施設での取り組みについてお話されている姿を見て、「自施設でも取り組みたい」と思ったことを思い出します。今まで色々な研修に参加して、素晴らしい話は聴くことが出来ましたが、なかなか実践につながらない事が多かったのが実際のところです。
しかし、推進センターが実施しているユニットリーダー研修では、実践者が講師を務めています。綺麗事やただ知識を吸収するだけの研修ではないのです。実践につながるための仕組みがそこにはあります。
そして今、私自身が講師を務めさせて頂いています。少しでも多くの実践者が増える事を願って・・・。