「本物の介護を目指して」(特別養護老人ホームしろみ 新宮健造)

2017年10月16日 更新施設長

私どもの施設は創設12年を迎えたところです。

ユニット型の施設として開設はされましたが、当初は食事も入浴も一斉介助に近く、ユニットケアが本来示している個別ケアとは程遠い実情でした。

なかなか入居者が集まらない状況のなか、ユニットのリーダーに日本ユニットケア推進センターのリーダー研修を受講させ、内部研鑽を重ねてきました。

そうして、家族会を開くたびに入居者様・ご家族から少しずつ、「今日も穏やかな一日を送ることができた。」「母が明るい顔になりました。」など、有難い言葉をいただくようになりました。

今年度からユニットリーダー研修実地研修施設として頑張らせていただくことになりましたが、私たちが味わってきた感激をお伝えしていけることを願っています。

「高齢者の仲間意識と安心感」(特別養護老人ホームやすらぎ荘 森政春)

2017年10月16日 更新施設長

私は今年の4月に施設長に就任いたしました。

以前から在宅系の福祉事業に長く関わっていましたから、施設系のユニットケアを耳にする機会は多かったのですが、実際に見たことはありませんでした。

就任後、なるべく各ユニットにお邪魔する機会を多く設けております。実際に足を踏み入れてみると多少広さを感じますが、自宅にいるようなゆったりとくつろげることに驚きを隠せませんでした。入居者がそれぞれ思い思いにお過ごしになっていてご満足そうでした。一つのユニットの受入れ人数の過多は別として、「ユニットケア」は個人別の生活援助の具現化には適していて素晴らしいものだと感じています。

つい最近もユニット内でじゃがいもをふかして、利用者と話しながら食べる機会がありました。その折、入居者同士の話を聞いていると「あの人がいないと寂しいよ」「あの人がいるとホットするね」などの会話をされていました。心理的にひとつ屋根の下に住んでいる「高齢者の仲間意識や安心感」があるのだと感じました。

 

「ともにいる、ともに歩む。」(特別養護老人ホーム 三納の里 相澤茂)

2017年10月2日 更新施設長

開設当時はユニットケアを理解している職員は少なく、手探りで一歩一歩進んでいきました。日々入居者の支援をさせていただくこと、一つ一つ学習したことを実践に活かしていくことで、すこしずつ自分たちのことを肯定できるようになってきたと思います。

開設から12年が経過しました。感性が高く、あたたかく、優しい職員。自分の人生を生き抜いてこられ、その人らしさを、そのままに現わしている入居者の方々。日々、自分の身近にいる人と、ともにいられることを心より感謝しています。

嬉しいことも、悲しいことも、すべてを受けとめて、ともにいること。その味わいを教えてくれているのが、ユニットケアだと感じています。今日という日、一歩ずつ、ともに歩んでいきたいと願っています。

 

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