ユニットケアを通して自己成長と人材育成のヒントを学ぶ(特別養護老人ホームかわいの家 舛谷 淳子)

2020年7月1日 更新指導者

平成22年、介護職員として多くの経験を積んだ頃は、自分自身の仕事のあり方を自問自答し、自己嫌悪するという毎日を送っていました。
そんなある日、自宅近くに新設の介護施設が出来ることを知り、新しい自分を見つめ直す良いチャンスと思い応募し、オープニングスタッフとして採用されました。
当初は、忙しいことを言い訳に自分自身でも積極的に学ぶことは無く、ユニットケアに関しても全くの無知でした。そのような中、日々のケアは職員にも恵まれ、充実した楽しい毎日でした。
ユニットリーダーとして平成24年にユニットリーダー研修に参加した際は、100%の自信を持って、自分自身のユニットの写真を持参しました。しかし、その自信は100から0となり肩を落しながら帰った記憶が今も鮮明です。それは実習先での研修でも同じでした。今では穴があったら入りたい程の恥ずかしさですが、自分自身が以前自問自答し、自己嫌悪に陥っていた時のケアをやっていたことに気づいたのです。「好みは人それぞれ、この熱の冷めないうちに」と施設内研修を実施し、委員会を立ち上げましたが、やはり無知な私に継続の力は無く、なかなかうまくいきませんでした。
平成25年度になり、同じ志を持った仲間も増え、かわいの家でのユニットケアが少しずつ動き始めました。失敗を繰り返しながらも平成30年に実地研修施設となり、実習生を受け入れ始めました。そして今では、かわいの家のユニットケアを学んで頂きながらも、私達も実習生の意見や質問を職員間で共有し、共に成長させていただいています。

「皆の意識が変わったこと」(介護老人保健施設ふかわ・くにくさ 米浦幸介)

2020年2月3日 更新指導者

平成16年に開設し、「1人ひとりに合ったケアがしたい」「ケアを統一していこう」そのように考えながら、情報共有ができていなかったり、職員本位のスケジュールになっている等ユニット型の施設でも、時間が決まった一斉のケアをしていました。

施設全体でユニットケアへの理解を深めようと勉強会を行ったことで、徐々に考え方が変わっていきました。今ではその人のことを知る、理解するという考え方ができるようになり、どんな意向やこだわりがあるのか、どんな風に暮らしたいのかを知ろうとするようになりました。何ができて、どんなケアをしてくのか、知り得た情報を24Hシートへ書き込み、根拠をもち1人ひとりのケアを考えることもできるようになり、個別ケアへ向かっています。

1つ変われば他のことも変わります。なじみの関係を作っていくことで、「どこも一緒」「生活感がない」と言われたユニットや居室は入居者、ご家族の協力もあり、それぞれの個性がみられるようになりました。1つ1つの課題をクリアし、ユニットが変わり成果が見えていくことで、職員自身がユニットケアについて前向きに考えていけるようになりました。

まだ課題も多い中、「できない」と言うだけで何も変えないのではなく、「ここまでならできる」と、今の自分達が入居者1人ひとりのことを考え、暮らしの継続に向けて可能性を探れるようになれたのはユニットケアに取り組んでいったからだと思います。

「ユニットケアを続けるということ」(特別養護老人ホーム白浜日置の郷 久森岳)

2020年1月6日 更新指導者

施設がユニットリーダー実地研修施設となってもう8年になります。更新調査が3年に1度あり、職員や入居者の入れ替わりがある中で実地研修施設として質を維持していくことは本当に大変です。それでも私はユニットケアを続けることは大切であると考えます。

ユニットケアの実地研修施設で私たちは毎日仕事をしています。その生活に慣れしまっているのでユニットケアの良さに気付くことが少なくなっているのが現状です。しかし実地研修に来られたリーダーの方々や遠方から来られる入居者の家族によって改めてユニットケアの良さに気付くことがあります。「時間がゆっくりと流れている」「ユニットの中が穏やか」「入居者の顔が落ち着いている」「ここにいると落ち着く」など良い意見をいただきます。

私自身、ユニットケアの運営を続けて本当に良かったと思えることが最近ありました。

終末期の入居者が亡くなるという悲しい出来事があったのですが、その日私はその場におらず、職員から連絡をもらい施設に駆け付けました。ご家族と対面すると言葉なくしばらく二人とも大泣きした後、亡くなられた入居者の思い出を笑顔で話し合いました。

入居者やその家族と「喜び」「悲しみ」など共有できることがユニットケアの最大の魅力であると思います。後から聞いた話ですが、その亡くなられた入居者のご家族が外に出ていかれてユニットに戻ってきた時「ただいま」と言われてユニットに入ってこられたと聞きました。自分の「家」のように感じていただいていることが本当に嬉しく思いました。

ユニットケアは私たちに「介護という職種が誇りある職種であることを改めて気づかせてくれる」そう私は考えます。ユニットケアを続けることが入居者や家族の笑顔につながっていく。それこそがユニットケアの一番の魅力ではないでしょうか。

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