「入居者主体のケアへ」(特別養護老人ホームやすらぎ荘 三上登志子)
2018年3月15日 更新
私がやすらぎ荘に勤めたのが、平成11年改築前の古い施設でした。
当然のようにその中では、バリバリの集団ケアが行われており、施設の雰囲気も暗く、入居者の笑顔も少なかった・・・・。
そんな中、このユニットケアに巡り合い、入居者主体のケアへと劇的に変わる事ができました。リーダー座学研修では、そんな同じ悩みを抱えている方たちと共に考えながら講義が進んで行きます。
「けっして一人ではない」「みんな同じ仲間」として感じられ、終了後には受講者の皆さんの表情が明るく、「私たちも頑張ります」と職場に戻られていきます。その背中を見ながらいつも、「負けないで、頑張って」との想いで送り出しています。
「一歩を踏み出すきっかけに」(特別養護老人ホーム 清明庵 武田めぐみ)
2018年3月15日 更新
「武田、ユニットケアって知っている?」
「……ユニットバスなら知っています。」
15年前「ユニットケア」という言葉を初めて知りました。
その時には「ユニットケア」がどんなケアか知ることもなく時は流れ、自施設で勤務をしてから間もなくリーダー研修に参加しました。
とても衝撃的でした。
初日は自分の無知さを痛感し今までやってきたことは何だったのだろうか。とばかり考えていましたが、2日目には、実際にユニットケアをしている講師の方々のお話に引き込まれ、発想の転換とはこういうことか。ここから始めればいいのかな。と自施設の状況を思い返しながら参加している自分がいました。たくさんの仲間や講師の方々のお話を聞く中で、自分にもできるかなと一歩を踏み出すきっかけになったと思っています。また、リーダー研修を通じて出会った沢山の方々に今でも支えられていること、そうした出会いをいただけたことにとても感謝しています。
「研修との出会いに感謝」(特別養護老人ホームやすらぎ荘 佐々木成子)
2018年3月15日 更新
私はリーダー研修に参加する事で、ユニットケアに出会い「暮らしの継続」と言うキーワードと「24Hシート」と言うツールを知り、入居者一人ひとりの暮らしを深く考えるようになりました。
漠然としていたケアが24Hシートに、入居者の方の生活リズム、意向好み、自分でできること、サポートの必要なこと・・を聞き取り、落とし込む事で、その人らしい暮らしが見えてきて、毎日のケアが楽しくなりました。
研修を受けていなかったら,従来の集団ケアを今でも当たりまえの様にしていたと思うと,この研修との出会いに感謝します。