「ユニットケアの魅力」(特別養護老人ホーム ゆうらく 樋口春恵)
2018年6月1日 更新
ユニットケアの魅力として私自身が感じることは、最期のその日までその人らしく暮らして貰えるように、職員みんなが同じ方向を目指していけることではないでしょうか。
人それぞれ生活してこられた過程は違っています。何が出来るのか常に考える視点を持ち入居者と接するようにしています。まず入居者とのコミュニケーションをとる時間を大切にし、話ができない方であっても表情や仕草の中から見えてくるものを見逃さないように日々努めています。また、家族との情報交換を密にとることで、住み慣れた我が家に近い環境の中で安心して暮らして頂けるようにしています。
最期のその日がここで暮らして良かったと感じて貰えるように、これからもそれぞれの生活観を尊重できるケアを追及していきたいと思います。