変わっていく事、変わらない事。(シルバータウン相模原特別養護老人ホーム 中森 大輔)

2021年4月1日 更新

私がユニットリーダーになってから2年が経ちました。もともと人前で話すのが苦手だった私は、少人数のユニットミーティングで司会をすることにも緊張していたことを思い出します。現在はユニットの職員に助けられながらも、協力して入居者様の生活のお手伝いをさせて頂いています。
昨年度からシルバータウンではインカムを導入しました。
ユニットの職員はどうしても一人で仕事をする時間が多いので、入居者様の対応に追われることがたくさんあります。今までは、他の職員の手を借りたいときには隣のユニットまで行き、リビングに職員が見当たらなければ、各居室を探してようやくお願いしていました。それがインカムの導入によって、自分のユニットにいながら応援を頼めるようになり、入居者様に待っていただく時間が減りました。また他職種からの連絡もリビングにあるピッチを使用していたので、居室で入居者様の対応をしていると出られませんでしたが、インカムを使うことで自分がどこにいても連絡が取れるようになり「電話が鳴っている」という焦りや無駄な動きが減りました。夜勤中もインカムを使用して連絡を取り合うことで急変時や2人対応の方の応援をスムーズに行うことが出来るようになりました。
新しい取り組みには色々な意見や慣れないことあります。介護の現場も記録が紙媒体からパソコンでの記録に変わり、職員会議もリモートを使うことが増えてきました。時代にあわせて働き方も変わってくると思いますが、私たち職員は入居している皆様に毎日笑顔で楽しく幸せな生活を提供していくことは変わりありません。今後も他職種含め、職員が一丸となって入居者様を日々支援していきたいと思います。

日々学び、アップデート(シルバータウン相模原特別養護老人ホーム 岩間 活気)

2021年4月1日 更新

私が介護の仕事を始めて約8年が経ちました。私の中では「もう8年も過ぎたの?」と思うくらいあっという間でした。
最初は資格を持っていなかったので、働きながら資格を取得できる施設を探し、有料老人ホームで働きだしました。その後、シルバータウン相模原特別養護老人ホームに入職し、ユニットケアを知りました。施設で生活しておられる方が最期までその人らしく暮らしていただくことがが何より大事であることがとても新鮮で衝撃を受けました。
そして介護は円の中心に利用される方がいて、それを色々な専門職がサポートする仕事だと感じました。ふとした時に声をかけてお話しすることで、気づかなったことや昔の話、好みなどを聞くことで、利用されている方一人一人のニーズに応えることができてくるのは、とても楽しく、日々入居者の方に学ばせて頂いています。毎日が全く同じ日というのは無く、一日一日 常に状況は変化し、新しい発見があると思います。
ユニットの職員には毎日小さな目標を持って、仕事をし、何か一つでも持ち帰ってくださいと指導しています。そのことを意識して働いていれば、仕事へのやる気、専門性を高めようという意識が出てくると思います。少しの変化に気がつける観察力や洞察力、どんな状況も臨機応変に対応できる技術や知識を養うこともできます。さらには他の職種の方との連携や同じ職場の仲間と利用されている方とのコミュニケーション能力も日々の学びの中で、向上していくと思います。

自分自身も新たな知識を取り入れ、資格などを取得することで、入居者の皆様に還元できればと思っています。入居者の方のニーズに応えられた時の笑顔や感謝の気持ちを言われたときに、自分は求められているとの手ごたえを感じることができますし、この仕事をしていて良かったとやりがいを感じます。こんなにもたくさんの「ありがとう」と言ってもらえる仕事はないと思います。その言葉を糧に自分自身を常にアップデートしていきたいと思っています。私はこの仕事が好きです。

ユニットケアとの出会い~3年(特別養護老人ホームきりしまの園 八重尾 尚子)

2021年3月1日 更新

施設での勤務経験がなかった私が、きりしまの園に入職してまず目にしたのは、和を基調とした建物の中に、それぞれの暮らしが垣間見える部屋と、その中で生き生きと生活されている入居者様の表情でした。
これまでの施設のイメージが一瞬で払拭され、日々感動と学びの連続でした。ユニットケアとは何かや24時間シートの重要性など、お一人おひとりの暮らしの継続に欠かせない介護の理念とその方法を研修で学び、日々ケアを行う中で、記録も重要であると感じました。
ケアの内容は勿論のこと、入居者様の生活ぶりが見える記録を心がけることで、その方が日々何を感じ、思い、過ごされているか、日々の様子が見えるものを残していくことが必要となりますが、記録に多くの時間をかけることは難しいため、タブレットや音声入力などICTを活用した入力システムの導入などハード面での整備も拡充しています。
つい先日、認知症状のある入居者様がパブリックスペースから帰って来られた際に「あ~ここだね~。知ってる顔がいっぱいだ。」と安心した様子で仰られました。何気ない一言のようですが、ユニットケアの良さを再認識した場面でした。日々入居者様の支援を行う中で、決してゆとりのある時ばかりではありませんが、ユニット職員だけでなく、施設全体で多職種と連携・協力しながら支え合っていきたいと思います。
すべての入居者様がその人らしく安心して暮らせる場所を目指して。

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