「1日○カロリー・蛋白質○g・塩分○g」 (特別養護老人ホームうねめの里 岡美穂)

2018年12月3日 更新

私は以前、病状に合わせて必要な栄養量を満たす献立を作成して食事の提供を行っていました。特別養護老人ホームの「ユニット型」で働く今は、年齢・体型・生活歴や活動量・食に対する価値観などの幅広い視点から、暮らしの場におけるマネジメントで入居者と関わっています。

入居者の体重の変化や食事摂取量の変化を確認し、それに合った食事を提供している中で、食べられる量が減ってくることがあります。そのような時は、日々の些細な変化に気付いている介護職員や看護師と確認し合いながら、食事内容を検討しています。もしそれが「看取り期」であれば、ご家族の気持ちに寄り添いながら無理のない食事量で穏やかに過ごせるように支えていきます。

その人らしい生活を継続するために「低栄養」や「疾病」などに陥らないように食事提供を行い日々の暮らしを支えていくことは、「ユニット型」特別養護老人ホームで働く管理栄養士としての魅力だと日々感じています。

「ユニットケア研修の魅力」 (特別養護老人ホームうねめの里 安江健吾)

2018年12月3日 更新

著者ユニットリーダー 安江健吾   (社会福祉法人永甲会 特別養護老人ホームうねめの里)

私は、ユニットリーダーになる時にこの研修を受講しました。研修はグループワークを主体としており、率直に感じたことは「研修中に、こんなにも自分が話をするのは初めてだ。」ということでした。専門学校を卒業後、うねめの里でしか働いたことが無かった私にとって、様々な経験年数や異なる事業規模の施設、あるいは他の職業を経験された方々と話が出来るこの研修は、凄く新鮮でした。

また、この研修は、日頃抱えている悩みや疑問などをどんどん出さないともったいないと思いました。その1つ1つに対して、机上の話ではなく、講師の方々の実際の体験を踏まえた話を聞くことが出来るため、みんながとても実感を得やすい研修になっていると思いました。

座学後の実地研修では、講義で学んだことを実践されている施設で見学・体感することが出来るので自分の施設との違いや課題解決の実践方法を学ぶことが出来ました。

その経験を経て、今では、この研修や日々の実践で得た経験を伝えていける存在になれるよう、日々努めています。

「理にかなったケア」(特別養護老人ホーム 晃の園 東哲平)

2018年11月1日 更新

私がユニットケアという言葉を初めて聞いたのは、学生時代の授業中のことでした。個人の生活スタイルに合わせた介護という風に学び難しそうだなと印象を持っていました。

実際目の当たりにしてみると、現実的に実施可能であり、とても理にかなっていることに気付きました。ユニット型の特徴である小規模ごとに分けられることで、職員一人に対する担当の入居者人数が減り、よりその入居者様を深く知ることが出来ます。これにより細やかな介助が可能となり、またその方が自宅での過ごし方を継続できることで、安心や良好な関係の構築の手助けをします。気になっていた時間に関しても、時間をズラして行うことで解決します。その分しっかりとユニット職員で話し合い24Hシートの充実や職員間でのケア統一等、下準備は必要です。24Hシートの準備や職員間での統一と理解とやることは非常に多いですが見合った魅力はあると思います。

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