「研修に助けられての13年」(介護老人保健施設ぺあれんと 野村美代子)

2017年7月18日 更新指導者

13年前、「従来型施設ではできなかった仕事ができる!」と、夢と希望をもって開設直前の当施設に就職。しかし、現実は大変厳しいもので、何をどうしていいのか全く分からず、感覚と勢いだけで推し進めるしかありませんでした。職員は7割が新卒者で、経験のある看護師主導のケアに陥っていました。就職一年後には、介護主任という役割をいただき、自分の理想とするケアを目指しましたが、「ご飯を炊く」という簡単そうな取り組みでさえ、一部の職員の厳しい反対にあい、トイレに駆け込んで悔しさに涙する日々でした。職員都合のケアに「違う!」と訴えたくても、自分の言葉で伝える知識のなさを痛感するばかり。途方に暮れて約3年が過ぎ、このユニットリーダー研修に出会い、その経験が大きな自信へと変わりました。やろうとしていた事の根拠がはっきりし、それまで反対していた職員へも、少しずつですが伝えていけるようになりました。今は、入居者の何気ない暮らしの場面を目の前にし、「ユニットケア施設で本当に良かった」と実感する日々です。

 受講者の皆さんも、ユニットケアでリーダーとしてやりたいことは沢山あるでしょう。それを実現するためには、知識と伝える力が必要です。ユニットリーダー研修はそれを学ぶ貴重な研修だと思います。

 

 

「個別のケアをしたい」(介護老人福祉施設十符・風の音 湯村真和)

2017年8月1日 更新指導者

個別のケアをしたい!! そんなふうに考えていたときに、ユニットリーダー実地研修受け入れ施設の十符・風の音にめぐり合いました。

きれいな少人数用のキッチンがあり、お部屋には洗面台とトイレがついていました。働き始めて、建物は立派ですが、なんでお部屋にトイレ?お風呂って曜日が決まっていないの?介護の経験があり、すぐにリーダーになりましたが、何故?が沢山ある中で働く毎日でした。

そんな時、上司に、勉強する機会を頂き、リーダー研修に参加することができました。講師の説明に、これまでの何故?と感じていたことが、紐解かれていきました。

研修生と話す機会も多く、 楽しく学ぶことができたのを覚えています。皆さんも研修に参加の際は、自分の何故を持って参加することをお勧めします。

「働く意欲、意識が変わるリーダー研修」(特別養護老人ホーム三納の里 長友健志)

2017年7月18日 更新指導者

私はスポーツ一筋体力だけが自慢でしたが、12年前に現在の施設で初めて福祉に携わりました。

施設が開設したのも12年前で、施設と一緒に少しずつ成長してきたように思います。

その道のりは決して平坦ではなく、時には辞めようと思うことも何度かありました。施設が開設した時は、従来型の経験者も多く、一斉一律のケアが当たり前のように展開され、初めて働くもの(私自身)はこれが仕事なんだと思っていました。働きながら、「施設には入りたくないな」「親は入れたくないな」と感じていました。

ところが数年経って、リーダー研修を受講する方が増えてくると、少しずつユニットケアの理解が進み、施設全体に広がり、入居者の表情が変わり、職員もケアのやりがいを感じるようになりました。でもやっていることは“普通のこと”(家では当たり前)なんです。そんな普通のことに気付かせてくれて、やる気にさせてもらって、リーダー研修に参加したことで今の私があります。

リーダー研修に参加するチャンスのない方もおられるかもしれませんが、先に受講した方に今のモヤモヤした思いをぶつけてみると、お互いが理解を深め、新たな思いで前に進むきっかけになると思います。

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