ユニットケアで大切にしていること(特別養護老人ホームフローラりんくる 河原 真由)

2022年7月1日 更新

私が入居者にケアをしていく上で大切にしていることがあります。それは、入居者を笑顔にすることです。施設の中にいるとどうしても同じ時間、見慣れた景色で代わり映えのない日々になりがちです。ですがその日常を入居者、ご家族は望んでいるのか、そう考える時期がありました。

新しい入居者が来るとその方がどのように暮らしていきたいのかデータを取り情報を整理します。少人数のケア体制だからこそ、一人ひとりの性格や今までの暮らしなどを深くまで知ることができ、その情報をもとにコミュニケーションを取ります。新しい生活に慣れてくると入居者からも話してくれることが増え、時には私自身の悩みを聞いてくれるときもありました。

私のユニットには話をすることが大好きな方が多く、リビングの井戸端会議に一緒に混ざり、皆さんが気持ちよく過ごせるように話題を振ったりして一緒にお話します。笑い声が聞こえてくると、部屋にこもりがちな入居者や、別ユニットの入居者も集まってきて会話が広がり、楽しく過ごせていると感じます。入居者にとってありふれた当たり前の日常がユニットにはあり、その笑い声はユニット内の雰囲気を明るくし、職員にも笑顔にさせてくれます。『普通に暮らせること』がどんなに幸せなことなのかユニットケアを通し実感する事ができました。

笑顔は一番、人と人との距離が短くなるものだと思います。その人らしく暮らせるようこれからもユニットケアを邁進していきたいです。

ユニットケアについて(特別養護老人ホーム眺峰園 新田 俊洋)

2022年6月1日 更新

事業団に勤めて9年、リーダーを任され2年目になりました。
どんなユニットにしていくのか頭を悩ませ、悪戦苦闘している日々です。
私の中では『ふつうの暮らしが継続できる』ユニットにしてゆきたいと考えており、悩んでいる事や判断が難しい事はユニット職員や上司に相談をしながら少しづつケアをしています。
少し前までは、リーダーとして頑張らなくては。とやる気が空回りしてまい、自身の考えと職員との考えが食い違ったり、共通の認識を持っていないまま、ケアをしてしまっていた事もありました。今では積極的にユニットの職員、多種職に相談を掛けてチームで入居者の方の『ふつうの暮らし』が『継続できる』様にチーム一丸になって日々のケアを励んでいます。
まだまだ、頼りないリーダーですが、入居者様や職員の意見をくみ取り、ユニットケアに努めていきたいと考えています。

医食同源を実感しています(特別養護老人ホーム眺峰園 坂本 菊江)

2022年6月1日 更新

「医食同源」とはご存知の通り、『病気をなおすのも食事をするのも、生命を養い健康を保つためで、その本質は同じだということ』を意としていますが、食事に関わる仕事をしていると、この言葉を実感する毎日です。他の人からみたら少ない食事量でも、毎食きれいに食べられる方は、例え体に不自由はあれど体調は安定し過ごすことができますが、病気などで食欲が湧かず食事量が少ないまたは食べむらがある方は、体調を崩す不の連鎖に突入されます。老いとは往々にしてそういうものかもしれませんが、食べられない時に1口でも何かを口にする気持ちがあればその後お元気になられる方も多く、やっぱり食べることは生命の根源だなと感じる日々です。コロナ渦で外出ができず、面会も減る中で精神的に滅入ってしまうことも多く見受けます。季節の献立や野菜、果物を少しでも多く取り入れ、その空気を感じ食事が楽しみであるよう心掛けています。ユニットケアでは、個々に日々の活動や介護の中で細やかに季節や個人の特別な行事や何かを取り入れやすいのが利点です。食事以外でも間食やその他で食べる意欲を引き出し豊かな老いが実践できるお手伝を多職種で支えて行きたいと思っています。

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