「食べたい時に食べたい物が食べられる幸せ」(特別養護老人ホーム桜の郷元気 市塚美代子)

2018年10月1日 更新

ご家族からの差し入れや、売店で購入した物を食べる光景に、しっかりした入居者の方から「管理栄養士なのに食事を管理しないの」と言われた事がある。病院とは違った、自由な食事風景がユニットケア、個別ケアを体験した事のない入居者には想像がつかなかったようだ。

厨房から提供した食事のみで全員の好みに対応する事は出来ないし、自分だったらと考えた時に厨房からの食事だけでは満足は得られないと思う。自分が出来ない事をずっと生活されている入居者に求める事は出来ない。

食べたい時に食べたい物が食べられる幸せ。ユニットケアでは、10人の入居者を固定配置の職員が対応する事で可能となる。食べてはいけないではなく、食べた物や量を把握する事で、食べた時にはどうしたらよいか対応できる栄養士でありたいと思っています。

「ユニットケア研修の魅力」(特別養護老人ホームちょうふ花園 中村 勇介)  

2018年9月3日 更新

著者ユニットリーダー 中村 勇介   (社会福祉法人桐仁会 特別養護老人ホームちょうふ花園)

私がユニットケアに出会ったのは今から7年前の事です。リーダーに成り立てで間もない頃、リーダー研修に参加し、衝撃を受けました。

今までケアの方法論については詳しいつもりでしたが、そのケアはどのように行っていったら良いか、システム論も学ぶ事が出来ました。

講義の中にはグループワーク形式が多く、最初は少し恥ずかしい気持ちもありますが意見交換していく事でその不安はなくなります。同じ悩みを持っている仲間も多く共感し合える事、アドバイスが聞ける事、協力し合って答えを時間内に導く事、リーダーとして現場をまとめる立場としてとても重要なことを学ぶ事が出来ました。

実施研修も、実際に現場を自分の目で見る事も魅力だと思いました。

「雰囲気で感じることのできるユニットケアの魅力」(特別養護老人ホームちょうふ花園 山口 祐憂)

2018年9月3日 更新

私がちょうふ花園に魅力を感じたのは、学生時代実習で来た時です。

その頃は「ユニットケア」という言葉も知らなかったのですが、ちょうふ花園で生活されている入居者様を見て、「従来型」で生活されている方よりものんびり、職員も落ち着いてケアにあたっているなと学生ながらに思っていました。

ユニットケアの魅力は入居者様一人一人がご自分のペースで生活できることにあります。自宅でしていた生活を出来るだけ継続できるように、自分の好きなことが出来るように、時には売店でお菓子を買ったり、近場にお出かけしたり…。私たちは入居者様のこだわりや意向を汲み取ります。それができることで、学生時代、ユニットケアを知らないながらも感じていた雰囲気に繋がっているのだと今では思っています。現在は、ユニットケアを知り、実際にケアにあたること、入居者様の穏やかな表情を見ることで魅力を実感しています。

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