「新しい時代への対応こそユニットケアの魅力」(特別養護老人ホーム天神荘 高田 美洋)

2019年6月3日 更新施設長

平成から令和の新時代となりました。入居者の皆様は、大正、昭和、平成、そして令和の時代をお過ごしになられます。

令和の時代は情報技術が目まぐるしく発達し、住まいや、暮らし方、生活様式に変化をもたらすことが予想されています。それに伴い入居者、ご家族の意向にも変化があることと思います。しかし、身体が不自由になっても今までのように暮らしたいとの思いは変わることなく、自分らしく生きたいという思いも不変ではないかと思います。

私たちには、時代に沿った多様なニーズへの対応が期待されています。ユニットケアという運営方法を用い、そして一人ひとりの意向や好みに対応していくことが、我々の使命でもあります。そのためには、ユニット型施設運営の4つのポイントである、①体制づくり、②住まいづくり、③暮らしづくり、④チームケアづくりを総合的に推進していくことが必要です。

これからも私たちは、ユニットケアの理念である「暮らしの継続」を目指し、一人ひとりの思いに寄添いながら、個別ケアを提供することで時代のニーズにお応えしてまいります。そして時代が変わっても一人ひとりの思いに応える、それができることこそユニットケアの魅力ではないでしょうか。

鶏が先か、卵が先か (特別養護老人ホームかざこしの里 施設長 仲村 茂樹)

2019年4月1日 更新施設長

 平成12年(18年前)に介護保険法が施行され、新たなユニット型特養が国に認知されました。(入居前から継続する暮らしと、入居者一人ひとりにあわせた個別ケアを大切にする)ユニット型特養は何ができるのだろうか、(国、地方も含め)それぞれの特養がその可能性を追求した期間であったろうと思います。
 かざこしの里は介護保険制度が始まった5年後に開設し、この14年間、ユニット型特養だからできる支援を模索しながら歩んできましたが、その歩みには、日本ユニットケア推進センターとの出会いがとても大きかったと考えています。ユニットケアの理念に基づいた体系的な理論を学び、研修を繰り返すことにより「あなたらしく暮らせるところあなたと共に創ります」という施設理念を具体化し、かざこしの里らしい、地域のみなさんに選んでもらえる特徴ある施設になってきたと思っています。
 介護業界の人手不足が年々深刻になってきており、職員の不足をタイムリーに補充することが難しい状況が続いています。地域から選ばれる施設であると共に介護を目指す者からも選ばれる施設である必要があります。「ユニットケアの理論」に則ったケア(支援)を大切にし、「理念」に基づいた入居者の暮らしを中心においた、(ルーティン業務に陥らない)職員が誇りの持てるケアを目指すことが職員採用にあたっても大きなメリットになっていると感じています。「鶏(職員採用)が先か、卵が先か」という言葉がありますが、まずは、ユニットケアの理論に基づいた実践を行うことが必ず職員採用にも良い影響を与えるものと思っています。

「ユニットケアの魅力」(ユニット型特別養護老人ホーム絆の広場 施設長 佐井 健二)

2019年2月1日 更新施設長

朝ユニットを回り、「おはようございます。ご機嫌いかがですか?今日も一日宜しくお願いします」とご挨拶をすると「おはよう。あんたの顔を見ると元気が出る」とおっしゃってくれる方がいる。別の日、ご挨拶に行くと「あんた元気やったかね。2日も来んかったから心配していた」と言われた。私は「ごめんない。ちょっと出張がありまして・・・」と返事をした。

このことは、自分たちが入居者さんを見ているだけでなく、入居者さんからも私達を見てくれてい、そして、心配をしてくれている。そう感じたことの一例です。その後は、出張前に、「明日から東京へ2日間行ってきますので、留守番頼みます」と言うと「気を付けて行ってらっしゃい」という会話が増えました。

何気ない会話ですが、1つのユニットの中で〝第二のわが家″として入居者さんも職員も同じ「家族」として、共に喜怒哀楽を共有し、これまで歩んでこられた人生に寄り添いながら、最後までサポートできています。寄り添うことのできる「ユニットケア」をこれからも実践していきたいと思います。

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